水仙の頃

久々のポカポカ陽気に誘われて、はなれの庭に出る・・


雨をたたえた草木の中に
スッと延びる水仙が、あちこちで顔を出していた。



あれからもう3年か・・・


お花を眺めるのが大好きだった伯母が
空へ旅立ったのは、とっても寒い日のこと。



庭を通り過ぎる棺を
咲き誇る水仙が見送っていた。



1年過ぎたころ、
畑の面積を小さくして、通路を広げ
そこに砂利をまいていただいた。



花を愛でる人もいなくなったゆえの事だ。



そして2年過ぎた冬・・・


砂利の間から顔を出した水仙の花



あらら!
この下に球根があったんだ



砂利に埋もれた土の中で季節を過ごし
再び新たな命を見せた花・・



その花に
亡き人の優しさと懐かしさが浮かぶ・・・



水仙の頃



幾歳もここに咲き
懐かしい日々を思いたい






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無機質なキーボードの音だけが響く部屋で
麗しき香りに癒される・・



心優しい季節
水仙の頃(・~・)v